自称上級者の権化「麻雀プロ」
麻雀プロの現状:
【
まえがき
みなさんは、麻雀をどのようにとらえているのでしょうか。確立と計算の知能のゲーム、それとも、運のやりとりをする勝負事でしょうか?
私は、この両方を兼ね備えたものだと思います。確立計算を基本として知った上で、ツキの流れによって戦いかたを決める勝負だと考えています。そして特に、ツキの流れを重視した戦略を立てるべきだと思うのです。
皆さんも経験はありませんか?自分の方が確率的には正しい打ち方をしているはずなのに、間違った打ちかたをしている人に負けてしまう。丁寧に一生懸命打っているのに、配牌の差でどうもがいてもアガれない・・・。これは全部、ツキの悪戯なのです。麻雀の打ちかたが多少不器用でも、ツキの流れを一度つかんでしまえば、ほとんど無敵状態になってしまいます。それが、麻雀というゲームの本質です。
】覇王ブックス『キミも勝ち組になれる!』森山茂和著の前書きより引用。
普通に小学生レベル(ただし有名私立を除く)である。
【
森山流は、基本的な手順や牌効率、読みはわかっていて当然。その上を行く戦術ですから、難しいのは当たり前でしょう。
】同あとがきより引用。
みよ、これが麻雀界だ。プロの世界だ。
大昔の麻雀界ではない。今、このレベルなのだ。
優秀な人間は誰一人として麻雀プロの道など目指すべきではないし、実際に歴史的にそれが守られてきたことがよくわかる。
麻雀について何も研究せず何も技術化することなく、その代わりに得意の直感で確率や「流れ」を全てを極めた気になって嘘と妄想を垂れ流す。それにプロ同士賞賛しあって終わり。
麻雀プロはどうあるべきか:
野球や将棋は、結果を出せばそれで充分だ。
なぜなら結果がすぐにでも出る世界だからだ。
麻雀は違う。
紙上対局ではなみいるトッププロがゲストの芸能人に負け、プロのくせにドヘタな誤打を牌譜に残し、短期間の結果(偶然)のみで昇格や降格が決まる世界なのだ。
そこにおいてプロの意義は何か?
麻雀への姿勢、麻雀理論の理解度、情熱、麻雀界への貢献、優れた戦術書の著作・・・などではないのか?
あるいはこの深刻な状況を打破するための、実力をまともに計測するための理論や方法論を考えることではないのか?
結果から実力の証明ができないなら、理論で競うか、結果の出る方法論を急いで作るべきだろうが(例えば和了率放銃率と順位の関係というだけでも、実力計測の方法論となるのに)。
間違っても、お互い上手いと褒めあったり、あるいはけなしあったりして権威を高めあうだけの宗教になってはならんだろうが。
麻雀プロなどヒマさえあれば何の才能もなくとも誰でもなれる。それは仕方がない。だがせめてその中での選抜を「実力」に基づいて行える制度を作ったらどうなのか。
ただでさえ、能力的な意味で知的ゲームに向く人ほど麻雀界などには入りにくいという負の構造があるのに、ちょっと運良く勝ちが続いただけの社会不適合者を寄せ集めてきて、運のみで昇格が決まる方式で試合をして「はい昇格しました」でどうやって実力を認められる?
もし麻雀プロが強いなら、あんな短期決戦で実力差が出るわけがない。
だからプロの中で「強い人」がいるということは、プロ全体が大して強くないか運のみかのいずれかを意味するのだ。
なんでただただ低いギャンブルを続けてるんだよこの低学歴集団は。
実力の比較し得る(結果の出し得る)何らかの指標、その理論、そしてその結果が今、必要なのだ。
プロは強いというのが「神話」でなくなること、偶然性という悪魔を殺してみせること、少なくともプロの世界にだけは(実力を伴った)権威を持たせることが、麻雀界に必要なのだ。
とつげき東北には一流の才能なんてこれっぽっちもない。どんな分野にでも天才はいるが、おれはそういうタイプの人間ではない。
だが、とつげき東北というちょっと勉強やゲームが得意なだけの、IQ130~140程度の凡人に、麻雀の強さ、的確な技術論、麻雀に関するデータや理論で勝ってることを示せるプロがいない、それどころか強さ(技術力)を比較する正しい方法論を知るプロさえいないのがこの世界だ。別におれが強さで彼らの上位に勝てるとかそういう話ではなく、その構造が問題なのだ。
「本当は強いのよ」じゃ話にならんだろうが。
あの粗末な戦術書の数々を見て、その実力や技術力・理解度を高く評価しろと言うのか?
これはなに?
どう謙遜して見ても、「プロ」という「肩書き」部分を除いてとつげき東北の戦術論の方が実戦的かつ理論的だが?
「理論など当然の前提で、理論を越えた打ち方を追及している」などと嘘を言ってるだけのぬるい世界ではダメだろうが。
こういう基本的な手間をかけたこともないくせになにが「理論」だって? なめてんのか。
あるいは・・・「プロと実際に対局してみろ」? それで実力の比較をする気か?
それが馬鹿だと言ってるんだよ。全くもって、知的ゲームのプロではない。頭の悪いギャンブラーだ。
なんで麻雀についてそこまで無知なんだ? その上打ってみろと言って、打って芸能人に負けるのがプロだろうが。芸能人に負けたら「たまたま」なのか? 勝ったら「プロが威厳を守った」のか?(東風荘で行われた各種大会でのプロの悲惨な成績も参照)
「実際に体験してみろ」はもっともありふれた宗教の勧誘方法だ。恥ずかしげもなくそんな発言をするな。世界が低すぎ。最低でも「実際に計算してみろ」くらいは言えるようになれや。
何らの客観的な結果も技術論も理論もなしで「プロだから、私ら強いんですよ」だけでいいというなら、「東風荘の”超ラン”メンバーだから、トッププロより強いんですよ、実際に打ってみたらわかる」とか勝手に言うのとかわらんだろうが。
自分たちの実力について少しは世間様に納得させる根拠を示すのは、麻雀プロの方の仕事だろ。
例えば、このページでやった「状況判断」のテスト。あるいは山牌読みのテスト。こうしたものを、もっと様々な指標について、より多くのデータで、プロを交えて紙上試験としてやれば、プロがいかに優れているかが客観的に示せるはずだ。
または、上位プロの一部がプロ団体の活動として、東風荘など客観的な比較評価が可能な土壌で、圧倒的な成績を残せばいいだろうが。
東風がどうのとか、そういうことを言ってるんじゃない。万人を納得させる客観的な結果も理論も著作も残せず、自分たちは強いんですよと言ってるだけで、何がプロなのかと問いたいだけだ。
どれ一つできてないではないか。
まずは中学校の数学を勉強しよう。
麻雀プロの平均が高校生レベルに達すれば、麻雀界は大きく変わるかもしれない。