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(表紙と背表紙です。 同じ本ですので誤解なきよう) |
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とつげき東北[著]・福地誠[編] 『超入門・科学する麻雀』 (洋泉社)
書籍に関する「誤記・誤植等訂正」及び「質疑対応」
内容は?(※11月24日現在の予定です。内容は一部変更になる可能性があります)
ベストセラーとなった麻雀理論研究・戦術書 とつげき東北著『科学する麻雀』(講談社現代新書) を踏襲した第二弾か!?
『科学する麻雀』のように数式が多数登場するのか?
そう思って開いてみると、いきなり高梨くみさんのマンガ!!?
ぱらぱらとめくると、図やイラストが盛りだくさん。
麻雀戦術はもちろんのこと、多数の麻雀プロによる『科学する麻雀』への批判記事まで載っているではないか!?
この本は既存の「麻雀戦術書」の枠を打ち砕く本だ!
もちろん、戦術書としての内容は本格的だ。
福地誠さんが『科学する麻雀』に基づきつつ数式をとっぱらい、「読んで楽しく、わかりやすく、ためになる」戦術論をまとめてくれた。
実力アップは間違いない。
明確なリーチ判断・攻め降りの判断、実戦問題30題などなど、戦術書として自信をもっておすすめできる。
しかし、それだけではないのだ!
・数々のギャグイラスト、マンガ
・東風最強雀士「氷室」氏・プロ小林剛氏との麻雀関係あれこれ裏話(メンバーバイトの実態・フリー雀荘逮捕経験談ほか)座談会
・最新の研究論文(上位層と下位層との実力差の91%を説明する3変数の特定)
・情報処理学会情報科学技術フォーラムにおける麻雀研究に関する発表紹介
などから始まり、さきほど述べた多数のプロ等による『科学する麻雀』への賛否両論や、さらには麻雀とは全く無関係のお笑い雑記まで、これでもかと一気に詰め込んだ渾身の一冊! 麻雀を知らない人でさえ楽しめる!?
これはいったい、何というジャンルの本なんだろうか!?
こんなにおバカでためになる、しかも科学的な戦術書は存在しない。
なにはともあれ、麻雀ファン必読の1冊!!
※()内は著者記入
【本文一部:科学する麻雀への賛否両論より】
(とあるプロによる批評)
少し読むと寝ちゃうから、結局全部読まなかったよ・・・
(え!? それだけかあああっ!?)
【本文一部:座談会より】
(雀荘メンバーの実態について)
氷「手持ちで持っている(メンバー成績の)データのうち、最新の成績(と収入)は、こちら」
(表略)
凸「おお、これに給料加えたら、平均的に月収35万とか超えるわけか。ついてれば50万とかもあるんや……。月収50万……『アカギしげる』クラスや。」
剛「どうしてアカギが月収たったの50万なんですか!(笑)」
凸「かなり弱めのアカギやな。ベタオリばっかしてそう(笑)」
氷「ただこれは、まあメンバーの中で、ごく一部の人のみで(笑) 普通にこんなに儲かると思ってはいけない(笑)」
【本文一部:「無秩序コラム」より】
ワ「さっきの牌譜とデータ送って」
凸「あいよ」
眠い目をこすりながら、フォルダに入っている大量のファイルをメールにポンポンと添付していく。はい、送信。
凸「むっ……!?」
やべえええええ昨日ダウンロードしたイヤラシイ動画がフォルダに置いてあるうう!
どうしたんだおれよ!
なぜこんなところに置いてしまっているんだ!?
しかも女子高生シリーズ!
科学的に説明できないよ!!
【イラスト一部】
【本文一部:「麻雀技術において決定的な役割を果たす3つのパラメータについて」より】
筆者はインターネット対戦麻雀『東風荘』の『超上級ランキング卓』において、のべ100万局以上の牌譜を収集し、各実力層での種々の指標を集計した。
集計結果からさらに2次指標を作成し、実力に決定的な影響を与える指標を、重回帰分析等の多変量解析の手法に基づき探索した。
その結果、実力者の下位層と上位層との麻雀技術に決定的な差を与える3つのパラメータを特定し、比較的短いスパンの結果から実力を合理的に予測するための「公式」を導くことに成功した。
さあ、デジタルやオカルトの枠など飛び越えた、このカオスな「麻雀本」をぜひあなたの枕元か、トイレの片隅に。